ミッシェル・テーメル暫定政権のエンリケ・メイレーレス財務・社会保障相による経済班メンバー選考は金融市場関係者から歓迎されている一方で、早急な経済活性化政策や財政再建政策の発表が日増しに強くなっている。
昨日、エンリケ・メイレーレス財務・社会保障相は、中銀総裁にイラン・ゴールドファジン氏を指名、経済政策チームとして経済監視局長にマンスエト・アルメイダ氏、経済政策局長にカルロス・アミルトン氏を任命、社会保障局長にマルセロ・カエターノ氏をそれぞれ任命している。
社会保障局長に任命されたマルセロ・カエターノ氏は、応用経済研究院(IPEA)で長年に亘って社会保障を担当しており、年金制度改革では最適任者であると連邦経済審議会(Cofecon)のルイス・パグヌサト氏は説明している。
経済政策局長に任命されたカルロス・アミルトン氏は、メイレーレス財務相が最高顧問をしていたJBSグループ傘下のJ&F社の元取締役、また元中銀の取締役で2010年~2015年に経済政策を担当しており、マクロ経済政策に精通している。
財務省事務次官に任命されたタルシジオ・ゴドイ氏は、ジョアキン・レヴィ財務相の時にも財務省事務次官を務め、2006年~2007年に連邦国税局長、元ブラデスコ保険取締役を歴任、またジョルジ・ラシッド連邦国税局長並びにオターヴィオ・ラデイラ財務局長は留任する。
ローゼンベルグ・アソシアードス社エコノミストのタイス・ザラ氏は、政治危機で経済政策などが等閑にされていたために、経済班による早急な経済政策発表を市場関係者は首を長くして待っているとコメントしている。
ゲッダル・ヴィエイラ・リマ総務相は、我々は早急な経済活性化政策を練っているにも関わらず、前政権の失策が大きすぎるために慎重に思慮深く進めざるを得ないと説明している。(2016年5月18日付けエスタード紙)