ブラジル地理統計院(IGBE)の国内総生産(GDP)伸び率発表前に、中銀は先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、今年第1四半期の経済活動指数(IBC-Br)は前四半期比マイナス1.44%を記録している。
また3月の経済活動指数(IBC-Br)は、前月比マイナス0.36%を記録して2010年1月以降の月間IBC-Br指数としては最低を記録、また15カ月連続でマイナスを記録して景気の底からの脱出ができていない。
3月の過去12か月間のIBC-Br指数はマイナス5.26%、中銀の今年のGDP伸び率はマイナス3.5%、最終フォーカスレポートの今年のGDP伸び率はマイナス3.86%となっている。
Eleven Financial社エコノミストのグスターヴォ・ゴルスキ氏は、今年第2四半期のIBC-Br指数は継続してマイナス予想、しかし第3四半期はゼロ、最終四半期はプラスに転じると予想している。
しかしミッシェル・テーメル臨時政権誕生で、大半のエコノミストはブラジル経済が予想よりも早く回復基調サイクルに突入すると予想を変更、ブラデスコ銀行のオクタヴィオ・バーロス取締役は、2017年のGDP伸び率予想を前回の1.3%から1.5%に上方修正している。
またフィブラ銀行チーフエコノミストのクリスティアーノ・オリヴェイラ氏は、2017年のGDP伸び率予想をテーメル臨時政権誕生で企業経営者の景況感好転に結びつくと予想して、前回のGDP伸び率1.0%から1.2%増加に転じると予想している。
BOFA社では2017年のGDP伸び率を前回予想の0.80%から1.0%、BNP社では0%から0.5%、 Credit Suisse社ではマイナス1.0%から0.5%、 GO Assocでは0.3%から0.5%、イタウー銀行では0.3%から1.0%とそれぞれ上方修正している。(2016年5月14日付けエスタード紙)