今年第1四半期の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は、前年同期の45億レアルの黒字から一転して182億レアルの赤字を計上、統計を取り始めた過去20年間では最大の赤字計上となっている。
昨日発表された3月の中央政府の財政プライマリー収支は、GDP比1.2%に相当する79億レアルの大幅赤字を計上、また統計を取り始めた過去20年間でも最大の赤字計上となっている。
罷免問題に直面しているジウマ・ロウセフ大統領は、メーデーの5月1日に発表を予定している今年のボルサ・ファミリアと呼ばれる低所得者層を対象とした社会補助政策向けの10億レアルの予算上乗せは、財政的には不可能であると国庫庁のオタヴィオ・ラデイラ局長は説明している。
昨年の連邦政府による課税はGDP比32.7%と2011年のGDP比33.4%以来最高の課税率を記録したが、3月の国庫庁の歳入は7.7%減少した一方で歳出は4.3%増加しており、中央政府の財政プライマリー収支は赤字拡大傾向が止まっていない。(2016年4月29日付けエスタード紙)