今年の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支赤字は、前回予想の794億7,000万レアルから1,004億5,000万レアルと大幅な上方修正を余儀なくされている。
今年の連邦政府のプライマリー収支黒字は前回予想の240億レアルから僅かに27億レアルに下方修正、ジウマ・ロウセフ大統領の最優先プロジェクトである経済成長加速プログラム(PAC)などプライマリー収支決算で除外できる予算はGDP比1.55%に相当する966億5,000万レアルとなっている。
2016年の中央政府の歳入総額は3月の前回予想の1兆2,850億レアルから1兆2,780億レアルに下方修正、歳出は前回予想の1兆1,840億レアルから1兆1,940億レアルに上方修正されている。
今年の中央政府並びに地方政府(州・市)を合わせた連邦政府の公的債務残高は、前回予想のGDP比74.15%から74.35%に上昇して更に公的債務残高が上昇すると予想されている。
また2017年の中央政府の財政プライマリー収支赤字は、前回予想の713億2,000万レアルから1,035億1,000万レアルに上方修正、歳入総額は1兆2,880億レアルから1兆3,770億レアルに下方修正されている。
2017年の歳出総額は前回予想の1兆2,680億レアルから1兆2,790億レアルに上方修正され、連邦政府の公的債務残高は、前回予想のGDP比78.75%から80%に上昇すると予想されている。
ジウマ・ロウセフ大統領の罷免採決を2日後に控えて連邦政府の財務省経済班は2017年の連邦基本予算(LDO)見積提示を予定しているが、国内総生産伸び率は約1.0%前後と非常に楽観的な見方をしているが、中銀の最終フォーカスレポートの予想では僅かに0.3%増加を予想している。(2016年4月15日付けヴァロール紙)