ラヴァ・ジャット作戦汚職問題に端を発したジウマ大統領の罷免問題やルーラ元大統領の逮捕回避のための入閣問題などブラジルの政治は混乱を極めており、最優先課題の経済活性化政策導の導入が等閑にされている。
ネルソン・バルボーザ財務相は、与党労働者党(PT)や連邦政府首脳陣の圧力ウを受けて、昨日経済回復並びに経済活性化につながる政策発表を余儀なくされ、最重要項目の支出カットを回避するための特別割り当て制度(REC)を発表している。
特別割り当て制度(REC)導入は経済リセッションからの脱出するための短期的な特別措置であり、経済成長加速プログラム(PAC)向け投資は労働者党(PT)の示唆、保健衛生部門向け投資はブラジル共産党(PCdoB)の示唆とバルボーザ財務相は説明している。
今日22日にバルボーザ財務相は今年の財政プライマリー収支に関する補正予算を国会に提出するが、公共投資増加するには外貨準備高からの資金を用いる必要はないと強調している。
1年間もしくは4四半期連続でGDP伸び率が1.0%を下回った時でも特別割り当て制度(REC)の適用で、最終フェーズ段階にある投資や優先投資案件は予算削減を免除される。
また公共投資に不可欠なアウトソーシングサービスや公共サービス機能維持のための投資、例えば学校給食サービス、社会保障院(INSS)並びに監査機関、税務機関、刑務所関連サービスは予算削減が免除される。(2016年3月22日付けエスタード紙)