1月はブラジル人にとって海外旅行シーズンで、経常収支のサービス部門は毎年大幅な赤字を計上するにも関わらず、今年1月の海外旅行の支出はレアル通貨に対するドル高の為替の影響で前年同月比62%下落している。
1月のブラジル人による海外旅行による支出は、前年同月の22億ドルを62%下回る8億4,000万ドルに留まり、また外国人旅行者によるブラジル国内の支出は6億5,000万ドル、サービス収支は前年同月の16億ドルを88%下回る1億9,000万ドルの赤字に留まった。
約1年間継続する国内経済リセッションや50%に達するドル高の為替の影響で、1月の経常収支はサービス収支や輸入減少による貿易収支の改善で48億1,700万ドルの赤字を計上、昨年1月の122億ドルの赤字から大幅に減少している。
1月の過去12か月間の経常収支赤字はGDP比2.94%に相当する516億ドル、今年の経常収支赤字は410億ドルを中銀のツーリオ・マシエル経済班主任は予想している。
1月の製造業部門向け投資の対内直接投資金額は55億ドル、過去12か月間の対内直接投資金額は748億ドル、1月の外資系企業による利益・配当金の本国送金は3億1,200万ドルと前年同月の11億ドルの1/3以下を記録、また前月の39億ドルの1/10以下に留まっている。(2016年2月24日付けエスタード紙)