ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の企業経営者対象の景況感調査によると、2月の景況感は1月の景況感よりも1.0ポイント減少の75.2ポイントに留まっている。
昨年下半期に実施された製造業部門の生産並びに在庫調整、人件費コスト削減のための解雇などにも関わらず、大幅なドル高の為替が輸出競争力に結び付いていない。
また2月の景況感調査では、2月の設備投資稼働率は前月比0.1%上昇の74.2ポイントを記録したが、1月の設備稼働率は統計を取り始めた2001年以降では最悪の記録となっていた。
ラヴァ・ジャット作戦汚職問題による政治の停滞、石油や鉄鉱石などの国際コモディティ価格の下落、米国格付け会社によるブラジル格付けを「BBプラス」から「BB」への引き下げ、インフレ指数抑制のための高金利政策の継続や見通しのつかない経済活性化政策発表など諸々の要因で、企業経営者の投資意欲を完全に削いでいる。(2016年2月24日付けエスタード紙)