ネルソン・バルボーザ財務相は、今年のブラジル経済は最終四半期に回復基調サイクル入りを予想している一方で、多くのエコノミストは経済リセッションや失業率の増加による景況感の悪化による投資や消費の停滞で経済リセッションからの年内の回復を疑問視している。
先週の中銀のフォーカスレポートでは今年のGDP伸び率はマイナス3.0%予想、しかしエコノミストは、ジウマ・ロウセフ大統領の罷免問題の解決、ドル高の為替による輸入製品減少による国産品の生産増加につながれば最終四半期から回復すると予想している。
ジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)エコノミストのシルヴィア・マットス氏は、今年末の失業率は11%に達して新たに220万人が失業するために、今年のGDP伸び率はマイナス3.0%を予想している。
LCA Consultores社エコノミストのブラウリオ・ボルジェス氏は、今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$4.15と名目6.27%上昇すると予想、ドル高の為替による輸入品の減少の一方で国産品の生産増加を予想している。
コンサルタント会社4Eの共同経営者ジュアン・ジェンセン氏は、第3四半期のGDP伸び率を0.2%、最終四半期のGDP伸び率を0.5%と予想、今年の貿易収支黒字を昨年の196億8,000万ドルから295億ドルに増加すると予想している。(2016年1月31日付けエスタード紙)