ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の調査では、昨年の家庭総収入が月間2,100レアルまでの家庭のインフレ指数である消費者物価指数(IPC-C1 低所得者層クラス1)は11.52%を記録、2004年から統計を取り始めて最大のインフレ率を記録している。
ジェツリオ・ヴァルガス財団の調査では、昨年の中間層のインフレ指数である消費者物価指数は10.53%と低所得者層クラス1の消費者物価指数11.52%を1.0%下回っている。
全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)の調査では、昨年のクリスマス商戦向け小売部門の臨時雇用は、前年比4.8%減少の13万9,600人に留まって2009年以降では初めて前年割れを記録している。
2015年の低所得者層にとって食料品の13%値上げや電力エネルギー料金の46.76%の値上げ、公共都市バス14.6%値上げ、プロパンガス21.6%値上げは他の所得層よりも家庭収入に対する比率が大きい。
家庭総収入が2,100レアルまでの低所得者層の13%の食料品値上げで食料品比率は所得の32%に相当、また平均所得のある中産階級層では25%に相当するとジェツリオ・ヴァルガス財団エコノミストのアンドレ・ブラス氏は説明している。
2016年はすでに主要都市での公共交通料金の値上げが始まっており、インフレ指数の高止まり、失業率の増加、インフレ率以下のボルサ・ファミリア補助金支給などの影響並びに最低サラリーの調整率の低下で、過去数年間の潮流に反して社会格差の拡大が憂慮されている。(2016年1月7日付けエスタード紙)