毎年第1四半期には都市不動産所有税(IPTU )並びに自動車所有税(IPVA)の納税、子供の学用品購入出費、クリスマスプレゼント購入の支払い開始などが重なるうえに、今年は各都市の交通料金値上げが一斉に予定されており、インフレ指数を押上げる要因となる。
今年は全国市長選挙を行われるにも関わらず、リオ市ではすでに公共バスやタクシー料金が値上げされ、サンパウロ市では来週から公共バスや地下鉄、都市環状鉄道料金が一斉に値上げされる。
またすでにミナス州ベロ・オリゾンテ市、ペルナンブーコ州レシーフェ市、南大河州ポルト・アレグレ市の公共交通料金値上げが発表されており、インフレ指数を0.31%押し上げるとLCA社では予想、これには航空料金の値上げや管理下に置かれていないスクールバス料金値上げは含まれていない。
2015年第1四半期には電力エネルギー料金並びに燃料代、公共料金値上げが一斉に行われたために、昨年11月の過去12か月間のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は10.48%と二桁台に達していた。
リオ市では公共バス料金がR$3.40からR$3.80と11.7%値上げされ、今月9日からサンパウロ市の市内循環バスや地下鉄、都市環状鉄道料金はR$3.50からR$3.80と8.57%の値上げが決まっている。
サンパウロ市並びにリオ市の都市交通料金値上げは、広範囲消費者物価指数(IPCA)を0.07%押し上げるとLCA社では予想、ミナス州ベロ・オリゾンテ市の公共バス料金はR$3.40からR$3.70と8.82%値上げ、サルバドール市の公共バス料金はR$3.00からR$3.30と10%値上げされている。
またリオでは2月に都市鉄道並びに水上運輸料金値上げが予定されており、公共バス料金値上げは低所得層のインフレ指数を2.55%押し上げる効果につながるとブラジル地理統計院(IBGE)では予想している。
昨年11月までのガソリンやディーゼル燃料値上げは12.75%に達しており、また今年の最低サラリーは前年比11.6%調整の880レアルに上昇してそれぞれコスト上昇につながっているために、下半期に市長選挙を控えているにも関わらず、都市交通料金値上げを余儀なくされている。(2016年1月5日付けエスタード紙)