昨日、国会では今年の最終補正予算案として今年の財政プライマリー収支赤字1,199億レアルを承認、下院議員314人が賛成、99人が反対、上院議員46人が賛成票、16人が反対票を投じた。
前回の補正予算では、財政プライマリー収支黒字目標額553億レアルの改定を求めて国会に請願書を出していたにも関わらず、ラヴァ・ジャット作戦による汚職問題による政治的混乱で、国会議員たちは補正予算や財政健全化政策などを先送りして、補正予算承認が大幅に遅れていた。
今年の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支はGDP比0.9%に相当する518億レアルの赤字、今年の地方政府(州・市)の財政プライマリー収支は、前回のGDP比0.19%に相当する110億レアルの黒字からGDP比0.05%に相当する29億レアルの黒字への削減が承認された。
連邦政府は国会での今年の最終補正予算の承認を得るために、年内に107億レアルの歳出削減を目指して11月30日から公務員の出張旅費や宿泊費などの支払い停止を発表していた。
また連邦政府は総額112億レアルの歳出削減のうち行政関連の107億レアル並びに議員関連5億レアル、また司法関連並びに立法関連では17億レアルの削減を奨励していた。
国家電力庁(Aneel)は、2012年10月に連邦政府の暫定例579号による電力エネルギーコンセッションの新規契約に応じなかった水力発電所の入札を11月下旬に実施、このコンセッション入札による臨時歳入の計上、また連邦会計検査院(TCU)が粉飾会計と定義して違法性を指摘した繰越残570億レアルの一括返済も計上される。(2015年12月3日付けヴァロール紙)