10月の中央政府並びに地方政府(州・市)を合わせた連邦政府の財政プライマリー収支は、115億3,000万レアルの赤字を計上して中銀が統計を取り始めて以来では月間最大の赤字を計上したと中銀経済担当のフェルナンド・ロッシャ次長は説明している。
10月の財政プライマリー収支が115億3,000万レアルの赤字を計上した要因として、毎年9月に年金・恩給受給者向けに支払う第1回目の年末特別支給サラリーが10月支給に変更された。
今年初め10か月間の財政プライマリー収支は199億5,300万レアルの赤字、10月の過去12か月間の財政プライマリー収支は、経済リセッションによる歳入減少でGDP比0.71%に相当する409億3,200万レアルを記録している。
10月の公的純債務残高はレアル通貨に対するドル高の為替でGDP比34.2%に相当する1兆9,720億レアルと9月のGDP比33.2%から大幅に上昇、11月の公的純債務残高は、レアルに対するドルの為替をR$3.85と仮定した場合にはGDP比34.3%が予想されている。
また10月の名目公的債務残高はGDP比66.1%に相当する3兆8,130億レアルを記録、11月の名目公的債務残高は利払い増加に伴ってGDP比66.7%に上昇すると予想されている。
今年初め10か月間の地方政府(州・市)の財政プライマリー収支は、公共料金の値上げ並びにガソリンやディーゼル燃料などの商品流通サービス税(ICMS)の税収増加が要因となって146億4,700万レアルの黒字を計上したにも関わらず、州立公社は26億7,900万レアルの赤字を計上している。
10月の過去12か月間の地方政府(州・市)の歳入は40億レアルの黒字を計上したにも関わらず、州立公社の支出は38億5,600万レアルの大幅な赤字を計上、地方政府(州・市)の財政プライマリー収支は僅かに3億6,100万レアルの黒字を計上している。(2015年12月1日付けヴァロール紙)