昨日16日発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、10.04%と過去12年間で最もインフレ指数が高い初めての二桁台を予想している。
今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)10.02%は、1999年から統計を取り始めて2002年の12.53%に次ぐ高インフレ率を予想、また2016年のIPCA指数は連邦政府の目標許容上限値である6.5%を予想、連邦政府の目標中央値4.5%まで低下するのは2017年になると予想している。
また今年末の政策誘導金利(Selic)はブラジル経済がリセッションに落ち込んでいるにも関わらず、公共料金の値上げや食料品価格の高止まりなどの要因で14.25%の継続を余儀なくされると予想、2016年末のSelic金利はインフレ圧力継続で14.00%が予想されている。
今年の国内総生産(GDP)伸び率はマイナス3.10%、2016年はマイナス2.0%、今年の鉱工業部門のGDP伸び率はマイナス7.40%、2016年はマイナス2.15%と経済リセッションの主因となっている。
また今年の対内負債総額はGDP比35.50%と前回予想の35.80%から僅かに減少、2016年の対内負債総額はGDP比39.40%と前回予想の39.60%から僅かに減少すると予想されている。
今年の貿易収支は149億5,000万ドルの黒字予想、2016年は305億5,000万ドルの黒字を予想、今年の経常収支は648億5,000万ドルの赤字予想、来年は409億5,000万ドルの赤字を予想している。
また今年の対内直接投資は628億ドルで経常収支赤字648億5,000万ドルを下回ると予想、来年の対内直接投資は580億ドルで経常収支赤字409億5,000万ドルをカバーすると予想している。
今年末のドルの為替はR$3.96と大半の予想であるR$4.00を下回ると予想、2016年末のドルの為替はR$4.20を予想している。(2015年11月17日付けエスタード紙)