ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、今年6月~8月の3か月間の求職活動人口は前年同期比200万人増加、2012年に統計を取り始めて以降では最高の求職活動人口を記録している。
今年6月~8月の3か月間のPnad調査による失業率は8.7%で記録を更新、ブラジル地理統計院では、若年層の求職活動人口は増加した一方で特に年配の女性を中心とした中高年層が求職活動を放棄する傾向となっている。
今年6月~8月の3か月間の労働手帳に登録される民間部門の正規労働者では、前年同期比マイナス3.0%に相当する108万9,000人が失業、前記同様に非正規労働者はマイナス1.1%に相当する11万7,000人が失業している。
前記同様に今年6月~8月の3か月間のハウスキーパーは前年同期比1.4%増加の8万6,000人が雇用確保、公務員は0.3%増加の3,700人、零細企業オーナーは7.3%増加の27万7,000人、自営業者は4.4%増加の92万6,000人、福祉関連・老人介護は2.6%増加の6,900人の雇用が増加している。
自営業者が4.4%増加の92万6,000人に達した要因として、ブラジル経済リセッションによる雇用創出が継続して悪化している影響で固定給が見込める就職活動を中止、営業開始が容易な衣類・玩具販売や軽食関連サービスに従事している。(2015年10月30日付けエスタード紙)