9月の国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、製造業部門の生産活動停滞が牽引して前年同月比4.12%と大幅に減少、今年1月~9月の累積歳入総額は前年同期比3.73%減少している。
9月の国庫庁の実質歳入総額は952億3,900万レアルまで減少して2010年以降の同月比では最低の歳入総額を記録、また今年1月~9月の累積歳入総額は9,010億5,300万レアルで2010年以降の同期比では最低の歳入総額を記録している。
今年1月~9月の国庫庁への法人所得税(IRPJ)は前年同期比12.4%減少に相当する198億9,900万レアル、社会保障院(INSS)の納付金総額は4.9%減少の138億レアルに留まっている。
今年1月~9月の国庫庁への法人所得税(IRPJ)並びに社会保障院(INSS)の納付金による歳入総額は337億レアルに留まって、連邦政府が通称銀行小切手税と呼ばれていた金融取引暫定納付金(CPMF)の再徴収開始による予想歳入額よりも少ない。
今年1月~9月の製造業部門のGDP伸び率は、リセッション入りした国内経済の停滞による売り上げ減少や失業率の増加などの要因で前年同期比マイナス6.52%、9月はサービス業部門のGDP伸び率はマイナス6.24%とそれぞれ国庫庁の歳入減少に結び付いている。
今年1月~9月の連邦政府による企業側の社会保障院(INSS)への従業員給与額20.0%の納付率免税に対応する売上の数%課税の代替減税、Simplesシステム並びに基本食料品バスケット、ナフサ、石油派生品などに対する減税政策の導入の影響で、国庫庁の歳入は794億9,100万レアル減少している。(2015年10月26日付けヴァロール紙)