昨日夜、連邦会計検査院(TCU)は、連邦政府による2015年度の粉飾会計疑惑支出の分割支払いを拒否したために、今年の財政プライマリー収支赤字は700億レアル~760億レアルに達すると予想されている。
連邦会計検査院(TCU)は2015年度の粉飾会計疑惑支出の分割支払いを拒否したにも関わらず、ジョアキン・レヴィ(Joaquim Levy)財務相は分割支払いを支持していたが、ネルソン・バルボーザ(Nelson Barbosa)企画予算相は一括払いを支持していた経緯があった。
ジャッケス・ワグネル(Jaques Wagner)官房長官は、今年の補正予算案の再度の見直しで今年の財政プライマリー収支赤字を570億レアルと決めた直後に、連邦会計検査院(TCU)は2015年度の粉飾会計疑惑支出の分割支払い拒否を決定した。
年初に連邦政府は今年の財政プライマリー収支黒字目標のGDP比1.13%に相当する663億レアル達成は不可能と判断、7月にGDP比0.15%に相当する87億4,000万レアルに下方修正した経緯があった。2014年の財政プライマリー収支は325億レアルの赤字を計上していた。
2015年の予算基本法見直しのためにジウマ政権の最優先公共事業の経済成長加速プログラム(PAC)関連向け投資金額を連邦政府支出から除外することなどを検討していた。
連邦会計検査院(TCU)は連邦政府が2014年の粉飾会計疑惑支出を公共支出に計上しないで先送りしている点を指摘していたが、昨年度の支出が遅延している粉飾会計疑惑の400億レアルの支払いを命じているために、今年の財政プライマリー収支赤字は1,000億レアルに達する可能性がある。(2015年10月23日付けエスタード紙)