9月の国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、製造業部門の生産活動停滞が牽引して前年同月比マイナス3.0%が予想されており、6か月連続で前年同月比を下回っている。
8月の国庫庁のインフレ指数を差引いた実質歳入総額は、前年同月比9.32%減少の937億3,800万レアル、9月の実質歳入総額は889億レアル~976億レアルが予想されており、中央値は938億5,000万レアルと前月比並みになると予想されている。
9月の実質歳入総額が938億レアル前後に留まると予想されているために、今年の財政プライマリー収支の黒字目標のGDP比0.15%に相当する87億4,000万レアルの達成は難しいと予想されている。
また連邦政府は臨時歳入増加のために税金滞納者からの徴税や国外資産の合法化、インフラ整備などの事業を含む経済活性化計画(PAC)関連投資を通常会計から除外、ブラジル再保険公社(IRB)並びに連邦貯蓄金庫の保険部門(Caixa Seguridade)の民営化の実施などを余儀なくされる。
連邦政府は臨時歳入増加が困難なために金融取引暫定納付金(CPMF)の徴収再開に固執しているとコンスルトリア・テンデンシアス社金融アナリストのファービオ・クレイン氏は説明している。
今年初め8か月間のインフレ指数を差し引いた国庫庁の実質歳入総額は、前年同期比3.68%減少の8,058億1,400万レアルと2020年以降では最低の歳入総額となっている。(2015年10月21日付けエスタード紙)