中銀の最終フォーカスレポートによると、インフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の9.53%から9.70%に上方修正して二桁台のインフレ指数に接近してきている。
今後12か月間のIPCA指数は前回予想の6.11%から6.24%に上方修正、9月のIPCA指数は0.54%と中銀のフォーカスレポート調査に参加する100商業銀行のエコノミストの予想を僅かに上回った。
9月の過去12か月間のIPCA指数は9.49%に上昇、10月のIPCA指数は9月のIPCA指数0.54%を上回ると予想、2016年のIPCA指数は前回予想の5.94%から6.05%と10週連続で上方修正されている。
中銀では今年末の政策誘導金利(Selic)は、現在の14.25%を維持すると予想、2016年のSelic金利は前回予想の12.50%から12.63%に上方修正している。
的中率が高いトップ5銀行の今年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の9.66%から9.61%に下方修正されたにも関わらず、2016年のIPCA指数は6.46%から6.72%に上方修正されている。
また的中率が高いトップ5銀行の今年末のSelic金利は14.25%に据え置かれたが、2016年のSelic金利は12.38%から12.13%に下方修正、今年のGDP伸び率は前回予想のマイナス2.85%からマイナス2.97%に下方修正、2016年はマイナス1.0%からマイナス1.20%に下方修正している。
今年のGDP伸び率がマイナス2.97%に下方修正された要因として、製造業部門のGDP伸び率が前回予想のマイナス6.5%からマイナス7.0%に下方修正されて更に悪化すると予想されており、2016年のGDP伸び率は前回予想のマイナス0.29%からマイナス1.0%に下方修正されている。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$4.00を予想、2016年は前回予想のR$4.00からR$4.15とさらにドル高の為替になると予想、今年の貿易収支黒字は前回予想の120億ドルから129億9,000万ドルに上方修正、2016年は150億ドルの黒字が予想されている。(2015年10月14日付けヴァロール紙)