全国工業連合(CNI)の調査によると、今年上半期の製造業部門の生産並びに雇用は大幅に減少した一方でメーカーの在庫は増加、また設備稼働率も継続して減少してきており、製造業部門の生産関連指数は過去数年間で最悪の状況となってきている。
6月の生産指数は40.3ポイントと前月の41.7%から更に減少、生産指数の判定基準となる50ポイントを大幅に割り込んでおり、生産コスト削減のために雇用調整を余儀なくされている。
6月の製造業部門の設備稼働率は65%と前月の66.0%からさらに減少して2011年1月の水準まで低下、また6月の製造業部門の雇用指数は40.7ポイントと前月から0.7ポイント減少している。
しかし6月の製造業部門の在庫指数は52.1ポイントと前月から0.9ポイント上昇、製造業部門向けファイナンス状況指数は39.3ポイント、利益指数は33.4ポイント、融資アクセス指数は31.6ポイントとそれぞれ50ポイントを大幅に下回っている。
第2四半期の原材料価格指数は64.7ポイントと第1四半期の原材料価格指数71.0ポイントを大幅に下回っているが、調査対象企業の44%は税率が不当に高いと不満を持っており、電力エネルギー価格に対しては37.5%、原材料価格に対しては21.1%がそれぞれ不満を持っている。(2015年7月21日付けエスタード紙)