ブラジル地理統計院(IGBE)の国内総生産(GDP)伸び率の発表前に、中銀は先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、5月のIBC-Br指数は前月比僅かに0.03%増加にとどまった。
5月のIBC-Br指数は前年同月比では4.75%と大幅な落ち込みを記録しており、大半の経済アナリストは第2四半期のGDP伸び率はマイナスに転じると見込んでおり、すでにテクニカルリセッション入りしたと予想している。
第2四半期のGDP伸び率はマイナス2.0%で第1四半期のGDP伸び率よりも更に悪化するとFactor銀行チーフエコノミストのジョゼ・フランシスコ・リマ・ゴンサルヴェス氏は予想している。
5月のIBC-Br指数から第2四半期のGDP伸び率はマイナス1.5%~2.0%に留まるとABC Brasil銀行エコノミストのナタリア・コタレリ氏は予想している。
5月のIBC-Br指数は前月比僅かに0.03%増加、今年5か月間の累計IBC-Br指数はマイナス2.78%、過去12か月間の累計IBC-Br指数はマイナス1.72%となっている。
6月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、一般消費者の景況感の悪化に伴って小売部門が予想よりも減少、国内経済も継続して停滞や失業率の増加などの要因で、大半のエコノミストは今月29日に開催される中銀の通貨政策委員会(Copom)での政策誘導金利(Selic)予想を0.5%から0.25%に引き下げている。(2015年7月18日付けエスタード紙)