イタウー銀行は今年のブラジル国内総生産(GDP)伸び率を前回予想のマイナス1.7%からマイナス2.2%と大幅に下方修正、2016年のGDP伸び率も前回予想の0.3%増加から一転してマイナス0.2%に下方修正している。
またブラデスコ銀行は今年のブラジルのGDP伸び率をマイナス1.8%と大幅に下方修正、2016年のGDP伸び率も0%に下方修正、サンタンデール銀行は、今年のブラジルのGDP伸び率をマイナス1.5%、2016年のGDP伸び率は0%に下方修正している。
製造業部門を中心とした失業率の増加に伴って実質収入の減少で一般家庭の消費が低迷しており、またレヴィ・ジョアキン財務相の財政再建策導入による公共投資削減、民間企業の設備投資の削減などの要因で、経済リセッションからの脱出に時間がかかるとフィブラ銀行チーフエコノミストのクリスティアーノ・オリヴェイラ氏は説明している。
ジウマ大統領は連立与党との国会での暫定令承認などの調整で困難をきたしており、またラヴァ・ジャット作戦の汚職問題の影響、連邦会計検査院(TCU)による連邦政府の粉飾会計疑惑問題などが更に経済活性化政策導入の障害となっているとMB Associados社チーフエコノミストのセルジオ・ヴァーレ氏は指摘している。
MB Associados社は今年のブラジルのGDP伸び率をマイナス2.1%、前期同様にコンサルタント会社テンデンシアス社はマイナス1.5%、フィブラ銀行はマイナス1.7%、MB Associados社は2016年のGDP伸び率を前回予想のマイナス0.1%からマイナス0.6%、会社テンデンシアス社は1.0%増加から0.8%増加に下方修正、フィブラ銀行は前回予想の0%からマイナス0.2%に下方修正している。(2015年7月16日付けエスタード紙)