第2四半期のGDP伸び率がマイナスを記録すると予想されてテクニカルリセッション入りが濃厚であり、またインフレや銀行金利の高止まり、製造業を中心とした減産などの要因で国内経済停滞による法人税や製造業部門の利益縮小による歳入が減少してきている。
連邦政府の今年上半期のインフレ指数を差し引いた実質財政収支は、法人税や純益に対する社会納付金の減少が牽引して前年同期比3.0%減少の6,072億レアルに留まっている。
また6月の実質財政収支は前年同月比2.4%減少して2010年同月以降で最低の財政収支を記録しており、連邦政府は今年のGDP伸び率をマイナス1.2%に下方修正したにも関わらず、国庫庁税務担当のクラウデミール・マラキアス氏は、マイナス1.5%を予想して下半期の歳入は継続して低調に推移すると予想している。
今年上半期の歳入総額は、燃料並びに輸入品、個人向け消費に対する増税政策の導入にも関わらず、前年同期を2.87%下回っているとクラウデミール・マラキアス氏は指摘している。
今年上半期の法人所得税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)による歳入は1,011億レアル、社会保障院(INSS)への納付金は1,780億レアル、社会統合基金(PIS)/社会保険融資納付金(Cofins)は1,289億レアル、工業製品税(IPI)は167億レアルであった。(2015年7月16日付けエスタード紙)