ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、5月の製造業部門の生産は家庭必需品の非耐久消費財の販売増加の影響で前月比0.6%と微増したにも関わらず、年内の製造業部門の生産回復傾向には程遠い。
5月の過去12か月間の製造業部門の生産は、5.3%減少して世界金融危機後の2009年12月以降では最大の落ち込みを記録しているとIBGE統計院製造部門担当のアンドレ・マセード氏は分析している。
今年2月~4月にかけての製造業部門の生産は前年同期比3.2%減少していたにも関わらず、5月の製造業部門の生産は飲料並びに衣類、燃料、医薬品、衛生用品などの消費財が1.2%増加したため前月比0.6%増加に結び付いている。
5月の製造業部門の生産は前月比0.6%減少、前年同月比8.8%減少、今年6か月間では6.9%減少、過去12か月間では5.3%減少、前期同様に資本財は0.2%増加、26.3%減少、20.6%減少、15.8%減少している。
また前期同様に中間財は0.5%減少、4.9%減少、3.4%減少、3.2%減少、消費財は2.4%減少、12.0%減少、9.6%減少、6.2%減少、そのうち耐久消費財は0.1%増加、17.8%減少、16.4%減少、14.5%減少、非耐久消費財は1.2%増加、10.4%減少、7.5%減少、3.5%減少している。(2015年7月3日付けエスタード紙)