就労・失業者管理センター(Caged)の調査によると、雇用人数から解雇人数を差引いた今年4月の純雇用人数は9万7,800人減少して4月としては統計を取り始めた1992年以降では最悪の失業者増加を記録している。
昨年4月の雇用人数から解雇人数を差引いた純雇用人数は6,300人増加から一転して9万7,800人の失業者増加となっており、低調な国内経済、ラヴァ・ジャット作戦による大手ゼネコンの汚職問題によるインフラ整備プロジェクトの中止や先送りで建設業部門の雇用が減少してきている。
また高止まりするインフレ指数やクレジットの与信強化、継続する政策誘導金利(Selic)の上昇、一般消費者の負債増加などの要因で、企業経営者は在庫調整や生産の減少で従業員の解雇を余儀なくされている。
4月の製造業部門の雇用人数から解雇人数を差引いた純雇用人数は5万4,000人減少、建設業部門は2万3,000人減少、小売部門は7,500人減少とそれぞれ減少、しかし唯一農畜産部門は8,500人増加している。
4月の地域別の純雇用人数は北東部地域が4万4500人減少、南東部地域は3万1,900人減少、南部地域は1万3,500人減少、しかし唯一ブラジルの穀倉地帯を抱える中西部地域は421人増加、今年初め4か月間の雇用人数から解雇人数を差引いた純雇用人数は13万7,000人減少している。(2015年5月23日付けエスタード紙)