インフレ圧力を軽減するために更なる金融引締め政策の採用を余儀なくされており、昨日の中銀の通貨政策委員会(Copom)では、現在の政策誘導金利(Selic)12.75%を全会一致で0.5%引上げて13.25%に決定して2008年12月以降では最高の金利高となっている。
次回の中銀の通貨政策委員会では、インフレ圧力の更なる軽減のためにSelic金利を0.25%~0.5%引き上げるとModal銀行のチーフエコノミストのアレシャンドレ・アザラ氏は予想している。
ジョアキン・レヴィ財務相による数々の増税政策の発表や電力料金、交通料金の値上げ、今年はすでに二桁台のドル高の為替などの要因でインフレ圧力が上昇の一途をたどっており、今年末のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は連邦政府の許容上限値6.5%を大幅に上回る8.25%に達すると多くのエコノミストは予想している。
今年1月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は1.24%、2月は1.22%、3月は1.32%、4月は0.70%が予想されており、今年初め4か月間のIPCA指数は4.56%に達すると予想されている。
金融市場の今年の公共料金の値上げ予想は前回の13.0%から13.10%に上方修正され、またレアル通貨に対するドル高の為替が継続しているために、インフレ抑制要因が限定されている。(2015年4月30日付けエスタード紙)