ブラジル地理統計院(IBGE)の月間雇用調査(PME)によると、3月の6大都市圏の平均失業率はブラジル国内経済の停滞で製造業部門を中心に前月の5.9%から6.2%に上昇して5月としては2001年以降で最大の失業率を記録している。
また3月の6大都市圏の実質平均賃金は、3月のインフレ指数が1995年3月以降で最高の上昇率を記録した影響で前月比2.8%減少して2003年1月以降では最大の落ち込みを記録している。
今年末の6大都市圏の平均失業率は7.0%~7.5%まで上昇する可能性があるとGradual Investimentos社のチーフエコノミストのアンドレ・ペルフェイト氏は予想している。
3月の6大都市圏の平均失業率の比較では北東部地域の失業率が平均より高く、3月のサルバドール市の失業率は12%と2008年同月以降では最高の失業率を記録している。
また3月のレシーフェ市の失業率は8.1%と2009年同月以降では最高の失業率を記録、特にラヴァ・ジャット作戦で明らかになった汚職疑惑のアブレウ エ リマ石油製油所建設の中止による建設部門の従業員の失業、アトランチコ・スール造船所では900人の従業員が解雇されている。
ブラステンピ並びにコンスルのブランドの白物家電を製造している家電メーカー大手のWhirlpool社では、サンパウロ州のリオ・クラーロ工場並びにサンパウロ工場、サンタ・カタリーナ州ジョインヴィーレ工場の従業員3,000人を解雇、8,000人の従業員に対して集団休暇制度を活用して在庫調整を余儀なくされている。(2015年4月29日付けエスタード紙)