ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、3月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は3月としては過去20年間で最高の1.32%を記録、過去12か月間では8.13%と2003年12月以降では最高のインフレ率を記録している。
今年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は連邦政府のインフレ指数の許容上限値6.5%を大幅に上回る7.5%~8.9%と2003年の9.3%に次ぐインフレ率になると大半のエコノミストは予想している。
3月の広範囲消費者物価指数(IPCA)が1.32%まで上昇した要因として、電力エネルギー料金の22.08%が非常に大きく影響しており、また交通費や燃料費の値上げもインフレ指数の上昇を後押しした。
Quantitas Asset社のエコノミストのジョアン・フェルナンデス氏は、一連の公共料金値上げが終了したために4月のIPCA指数は0.72%上昇にとどまると予想しているが、4月の平均IPCA指数の0.6%を上回ると予想している。
3月は電力エネルギー料金の値上げ以外にもコンドミニアム管理費、ガソリン代、バス代、衛生用品が値上がりした一方でエアーチケット並びに固定電話料金は値下がりしている。
3月の過去12か月間の住居費は16.8%上昇、教育費は8.3%、食料品・飲料は8.2%、日用品は8.0%、輸送費は7.1%、医療費は6.9%、日用雑貨は4.4%、衣類は3.1%それぞれ上昇、唯一通信費はマイナス1.5%と値下がりしている。(2015年4月9日付けエスタード紙)