ブラジル地理統計院(IBGE)の月間製造業調査によると、今年初め2か月間の製造業部門の生産伸び率は調査対象15州のうちわずかに4州で生産伸び率の増加を記録している。
今年初め2か月間の製造業部門の伸び率調査では15州の平均伸び率はマイナス7.1%を記録、わずかにエスピリット・サント州は鉱業部門が好調に推移した影響で21.7%と大幅に増加、パラー州も8.2%増加、ペルナンブーコ州は2.8%増加、マット・グロッソ州は1.8%増加を記録している。
今年初め2か月間の製造業部門の伸び率調査対象の15州で最も伸び率が低かったのはバイア州のマイナス17.5%、アマゾナス州のマイナス15.5%、パラナ州のマイナス13.2%、南大河州のマイナス12.2%と二桁台のマイナス伸び率を記録している。
今年初め2か月間の南東部地域での製造業部門の伸び率ではサンパウロ州がマイナス7.0%、ミナス州はマイナス7.1%、リオ州はマイナス7.0%と全国平均並みのマイナス成長を記録している。
リオ州の製造業部門は連邦警察のラヴァ・ジャット作戦で判明した汚職事件の影響で石油・天然ガス開発や建設業向けの機械・装置の生産が全国平均のマイナス9.9%を大幅に上回るマイナス29%を記録した。
今年初め2か月間の製造業部門の生産伸び率が低調に推移した要因として、国内経済の停滞並びに一般家庭の負債増加、レアル通貨に対するドル高の為替、企業経営者の景況感悪化による投資の減少などが大きく影響している。(2015年4月8日付けヴァロール紙)