2月の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は73億5,700万レアルの赤字を計上して統計を取り始めた1997年以降の2月の財政プライマリー収支赤字幅は最高となった。
2月の中央政府並びに地方政府(州・市)の歳入総額は前年同月比7.8%増加した一方で歳出は13.7%と大幅に増加、2月の連邦政府の財政プライマリー収支は23億レアルの赤字を記録している。
ジョアキン・レヴィ財務相は、今年の財政プライマリー収支の目標黒字であるGDP比1.2%に相当する663億レアルを達成のため一連の増税政策の採用を発表、過去12か月間の財政プライマリー収支は358億2,400万レアルにとどまっているために、今年の財政プライマリー収支黒字の目標達成は非常に困難になると予想されている。
2月の失業保険に宛がわれる労働者支援基金(FAT)による支出は前年同月比70.6%増加の10億レアルを上回り、また経済成長加速プログラム(PAC)の大衆住宅建設“私の家、私の暮らし”プログラム向けなどの支出は451.2%増加の10億レアルに達している。
今年2か月間の財政プライマリー収支は187億6,300万レアルの黒字を計上、そのうち中央政府の黒字は昨年の支出を先送りしていた影響で2月の支出を計上したために、わずかに34億400万レアルにとどまっている。
今年2か月間の地方政府(州・市)の財政プライマリー収支は157億4,400万レアルの黒字を計上したと中銀のツーリオ・マシエル経済班主任は説明している。
2013年8月から開始した中銀による為替スワップ介入をジョアキン・レヴィ財務相は中止すると発表、2月の為替スワップ介入による損害は273億レアルで1月の108億レアルの黒字から一転して赤字に転落していた。(2015年4月1日付けエスタード紙)