ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、2014年の製造業部門の生産は前年比3.2%減少して世界金融危機の影響を受けた2009年の7.1%減少に次ぐ落ち込みを記録している。
2014年12月の製造業部門の生産は、前月比2.8%減少、ヴァロール・ダータ社では2015年の製造業部門の生産はジョアキン・レヴィ財務相による一連の増税政策や財政プライマリー収支黒字の目標達成のための公共投資の削減政策などの影響で前年比2.8%減少を予想している。
2014年12月の製造業部門の投資のバロメーターになる資本財セクターの生産は前月比23.0%と大幅に減少、2014年の資本財セクターの生産は前年比9.6%と大幅な減少を記録している。
また2014年12月の製造業部門の中間財セクターの生産は前月比0.8%減少、2014年の中間財セクターの生産は前年比2.7%減少、前記同様に耐久消費財の生産は2.2%減少、9.2%減少、非耐久消費財セクターは1.7%減少、0.3%減少、製造業部門全体では2.0%減少、3.2%減少している。
2015年の製造業部門の生産は一連の増税政策導入や公共投資削減、過剰な在庫、企業経営者の景況感の悪化、更なる上昇が予想されている銀行金利、節水や節電の可能性、電力料金の大幅な値上げなどの影響で逆風となっている。
2014年製造業部門の生産伸び率比較では自動車・トラック・バスセクターは前年比16.8%減少、金属セクターは9.8%減少、家具セクター並びに鉄鋼セクターは7.4%減少、機械・電気製品・材料セクターは7.2%減少、繊維セクターは6.4%減少、機械・装置セクターは5.9%減少、皮革・旅行関連用品・履物セクターは4.5%減少している。
前記同様にゴム・プラスティックセクターは4.0%減少、その他の化学製品セクターは3.6%減少、印刷・録音製品セクターは3.4%減少、衣類製品・アクセサリーセクターは3.2%減少、情報機器・光学機械セクターは2.8%減少、映像製品セクターは2.6%減少、非鉄金属セクターは2.5%減少、たばこセクターは1.5%減少、食品セクターは1.4%減少、その他の輸送機器セクターは0.9%減少、紙・パルプセクターは0.7%減少している。
しかし鉱業セクターは前年比5.7%増加、機械・装置の据付・メンテナンスセクターは3.8%増加、石油派生品・バイオ燃料・コークスセクターは2.4%増加、医薬品セクターは2.1%増加、香水・石鹸・衛生用品セクターは0.9%増加、飲料セクターは0.8%増加している。(2015年2月4日付けヴァロール紙)