ブラジル地理統計院(IBGE)の月間製造業部門の雇用・賃金調査によると、昨年11月の製造業部門の雇用は、前月比0.4%減少して製造業部門の雇用総数は2008年7月よりも9.1%減少している。
2012年の製造業部門の雇用は前年比1.4%減少、2013年は1.9%減少、昨年11カ月間の製造業部門の雇用は前年同期比3.1%減少しており、過去3年間連続で前年比では減少している。
ブラジル製造業部門の生産の35%を占めるサンパウロ州の昨年11月の製造業部門の雇用は、前年同月比6.1%と大幅に減少して統計を取り始めた2001年12月以降では最高の落ち込みを記録している。
昨年11月のサンパウロ州の製造業部門の雇用調査では、調査対象の18セクターのうち16セクターで減少、特に食品セクターは9.1%減少、輸送セクターは6.8%減少している。
輸送セクターの雇用減少としてサンパウロ州の昨年11月の自動車生産が前年同月比15.5%減少した影響で希望退職制度やレイオフによる雇用調整が大半を占めていたが、2015年の自動車部門の雇用調整は従業員の解雇が増加すると予想されている。(2015年1月16日付けエスタード紙)