ブラジル地理統計院(IGBE)の国内総生産(GDP)伸び率の発表前に、中銀は先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、昨年11月の経済活動指数(IBC-Br)は前月比0.04%増加した。
しかし昨年11月の経済活動指数(IBC-Br)は前年同月比1.3%と大幅に減少、また過去12カ月間の経済活動指数(IBC-Br)は0.01%減少して2010年1月以降で初めて減少に転じている。
Besi Brasil銀行のエコノミストのフラヴィオ・セラーノ氏は、昨年12月の経済活動指数(IBC-Br)は製造業部門の生産が約1.4%減少する影響で前月比0.5%減少を予想している。
またBesi Brasil銀行では昨年の第4四半期のGDP伸び率は0.2%増加、昨年のGDP伸び率は前年比僅かに0.1%増加に留まると予想、また2015年のGDP伸び率は製造業部門の不振で0.4%に留まると予想している。
しかしFactor銀行のチーフエコノミストのジョゼ・フランシスコ・デ・リマ・ゴンサルヴェス氏は、一般消費者の景況感の悪化並びに製造業部門の生産の落ち込み、世界貿易全体の悪化、公共投資の停滞などの要因で2015年のGDP伸び率を0%~0.3%増加と予想している。
テンデンシアス・コンスルトリア社のラファエル・バシオッティ氏は、製造業部門の生産悪化に伴う労働市場の停滞、実質収入の減少に加えてペトロブラス石油公社関連の連邦警察による特別捜査「ラヴァ・ジャット作戦」の汚職捜査による影響で、大手ゼネコンの投資減少や建設工事中止の影響がブラジル国内の公共投資に与える打撃が計り知れないと憂慮している。(2015年1月16日付けヴァロール紙)
