連邦予算基本法(LDO)では今年の社会保障院(INSS)の赤字は511億6,700万レアルが計上されていたにも関わらず、500億レアルを下回る491億9,200万レアルが予想されている。
今年の社会保障院の赤字は、昨年の赤字498億5,600万レアルから約6,500万レアル減少する見込みとなっているが、ジウマ第2次政権で経済担当閣僚が一新されるにも関わらず、2015年の赤字は511億6,700万レアルが見込まれている。
しかし今年1月のINSSの赤字は前年同月比8.8%増加の255億9,900万レアルであったが、国内経済の停滞や雇用創出の減少に伴って10月には4.3%増加の275億8,900万レアルとなっている。
今年のINSSへの積立金などの収入は3463億3,900万レアル、支出は3955億3,200万レアル、ブラジルでは未亡人は恩給を受給すると同時に、年金入りしていれば当人自身の年金も全額支給されて社会保障院(INSS)の赤字が一向に減少しないために、早急に更なる年金改革を進める必要がある。
社会保障院の未亡人に対する恩給総額が毎年80億レアルの支出につながっているために、2015年開始の第2次ジウマ政権では、恩給支払い条件の厳格化で支出削減に着手する可能性が噂されている。(2014年12月18日付けヴァロール紙)