ブラジル地理統計院(IBGE)の月間製造業部門の生産調査によると、10月の製造業部門の生産は例年クリスマス商戦向けの生産増加で活気を帯びるにも関わらず、今年は一般消費者の需要の停滞並びに在庫調整が進んでいないために停滞している。
今年10カ月間の製造部門の生産は前年同期比3.0%減少、産業開発研究所(Iedi)エコノミストのロジェリオ・セザール氏は、今年の製造部門の生産は予想以上に落ち込む可能性があると予想している。
10月の製造部門の生産調査対象の24セクターのうち16セクターでは前月比で生産が落ち込んでおり、特に自動車セクター並びに医薬品セクターが落ち込みを牽引しているが、食品セクターは好調に推移している。
産業開発研究所では今年の製造部門の生産は前年比2.6%減少を予想しており、2015年初めは現在の生産の落ち込みが継続するとロジェリオ・セザール氏は予想している。
2015年の製造業部門の生産はジウマ第2次政権の新経済班の手腕にかかっている一方で、財政プライマリー収支を改善するために歳出削減や公共投資削減、インフレ抑制のための政策誘導金利(Selic)の引上げなど問題が山積みしている。
10月の製造業部門の生産は前月比0%、前年同月比マイナス3.6%、今年10カ月間ではマイナス3.0%、過去12カ月間ではマイナス2.6%、前記同様に資本財セクターは0.0%、マイナス11.4%、マイナス8.8%、マイナス6.9%となっている。
10月の中間財セクターの生産は前月比0.0%、前年同月比マイナス2.8%、今年10カ月間ではマイナス2.5%、過去12カ月間ではマイナス2.2%、前記同様に消費財セクターは0.2%増加、マイナス2.4%、マイナス2.2%、マイナス2.0%、そのうち耐久消費財セクターはマイナス0.8%、マイナス9.4%、マイナス9.6%、マイナス8.5%、非耐久消費財セクターはマイナス0.6%、マイナス0.1%、0.2%増加、0.1%増加となっている。(2014年12月3日付けエスタード紙)