10月の投資収益率トップのサンパウロ平均株価(Ibovespa)の11月の投資収益率は、ペトロブラス石油公社の汚職問題や石油輸出国機構(OPEC)は11月27日の総会で石油価格が過去4年間で最低を記録しているにも関わらず、世界的な原油供給過剰を緩和するための措置の見送りを決定した影響を受けて、僅かに0.07%増加にとどまっている。
11月の投資収益率トップはドル高の為替に伴って上昇した金投資の4.62%、11月のドルの為替の収益率は3.84%、今年11カ月間の収益率は8.96%を記録している。
11月のペトロブラス石油公社の優先株は連邦警察の特別捜査「ラヴァ・ジャット作戦」によるペトロブラス石油公社の汚職スキャンダルの影響を受けて投資家の売り越しが大幅に上昇して15.97%下落、普通株も16.86%下落、また鉄鉱石の国際コモディティ価格の下落で資源大手のヴァーレ社の株価も大幅な下落をしている。
今年11カ月間の金投資の収益率は8.96%でトップを維持しており、また第2次ジウマ政権でも中銀総裁を務めるアレシャンドレ・トンビーニ総裁の為替スワップ介入の減少発言でドル高が更に更新している。
11月の確定金利付きファンド(RFファンド)の収益率は0.88%、10万レアル以上の銀行定期預金証(CDBs)の収益率は0.70%、ポウパンサ預金の収益率は0.60%、小口の銀行間預金ファンド(DI)の収益率は0.52%と11月のインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)の0.98%をそれぞれ下回っている。(2014年11月29日付けエスタード紙)