10月の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は41億レアルの黒字を計上したにも関わらず、10月の黒字幅としては2002年以降では最小の黒字を計上している。
今年の中央政府の財政プライマリー収支は116億レアルの赤字を計上しているが、10月の過去12カ月間の財政プライマリー収支は319億レアルの黒字を計上しているために、今年の財政プライマリー収支黒字の目標達成は充分可能であると国庫庁のアルノ・アウグスティン局長は説明している。
ジウマ大統領が決選投票で勝利を収めた後の11月中旬に、与党は国会に今年の財政プライマリー収支の修正案を提出、経済成長加速プログラム(PAC)の投資額削除並びに減税政策による国庫庁の歳入減も財政プライマリー収支黒字から排除できる修正案で、僅かに101億レアルの黒字収支の承認を目指している。
アルノ・アウグスティン局長は、今年の公社による配当金を前回予想の154億レアルから185億3,900万レアルに下方修正、民営化コンセッションによる歳入を154億レアルから72億レアルに下方修正している。
またペトロブラス石油公社によるプレソルト鉱区の権益譲渡による20億レアルの収入を予定しているにも関わらず、汚職問題で第3四半期の決算発表が遅れているために連邦会計検査院(TCU)から契約調印が禁止されている。
連邦政府は10月の公共投資の支出を前月比27.2%削減しており、今年の中央政府の財政プライマリー収支の達成には公共投資の大幅な削減を余儀なくされており、この傾向は2015年も継続すると予想されている。(2014年11月27日付けエスタード紙)