中銀の発表によると10月の経常収支赤字は81億ドルに達しており、中銀では今年の経常収支赤字を800億ドル以下に収めるためには12月の経常収支黒字80億ドルを記録しなければならない。
中銀では今年の製造業部門向けの対内直接投資額を630億ドルと予想しており、今年10月までの対内直接投資額は512億ドル、11月の対内直接投資額は40億ドルを予想、10月の対内直接投資額は49億8,000万ドルであった。
2012年12月並びに2013年12月の経常収支赤字は80億ドルを上回っており、2006年12月の経常収支4億4,000万ドルの黒字を計上して以降では、毎年12月は赤字を計上している。
経常収支の黒字のアキレス腱となっているのは貿易収支の悪化であり、今年9月並びに10月の貿易収支は赤字を計上、11月の第3週までの貿易収支は23億ドルの赤字を計上している。
10月の過去12カ月間の経常収支赤字はGDP比3.73%に相当する844億ドルを計上して、2002年2月の過去12カ月間の経常収支赤字のGDP比3.94%に次ぐ赤字幅を計上している。
今年10カ月間の外資系企業による本国への利益・配当金の送金は、前年同期比7.3%増加の197億ドル、10月のブラジル人による海外旅行での支出は前年同月比7.4%増加の21億2,400万ドル、ブラジル国内での外国人観光客による支出は4億8,800万ドルで16億3,700万ドルの赤字となっている。
今年のレアル通貨に対するドルの為替は8.23%上昇しているにも関わらず、11月20日までのブラジル人による海外旅行での支出は158億5,000万ドル、ブラジル国内での外国人観光客による支出を8億4,000万ドルも上回っている。(2014年11月25日付けエスタード紙)