連邦政府はペトロブラス石油公社による燃料卸売価格の値上げを承認したにも関わらず、同公社では値上げの時期並びに値上げ幅を発表していないが、今月中の値上げとなればインフレ指数は上限許容値6.5%を突破すると大半のエコノミストは予想している。
現在のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は、上限許容値6.5%に接近する6.4%前後で推移、レアル通貨に対するドルの為替高並びに旱魃の影響による食料品の値上げが更にインフレ指数を押し上げている。
コンサルタント会社テンデンシアス社の10月の過去12カ月間のインフレ指数IPCAは6.64%、11月は6.68%とそれぞれ予想、12月は6.40%に下がると予想しているが、燃料価格が5.0%値上げされれば年末のIPCA指数は6.53%に上昇すると見込んでいる。
SICREDI銀行のエコノミストのペドロ・ラモス氏は、燃料価格が4.0%値上げされれば年末のIPCA指数は6.6%に上昇すると予想、LCA社では燃料価格が5.0%値上げされればIPCA指数を0.16%押し上げて6.6%になると予想している。
またローゼンベルグ・アソシアードス社では、燃料価格が5.0%値上げされればIPCA指数を0.15%押し上げると予想、MBアソシアードス社ではジウマ・ロウセフ大統領が再選されたために、今月15日~16日に開催されるG-20会議の前に燃料価格は値上げされると予想している。
リオ市大都市圏の大半に電力を供給しているLight社は電力料金の17.75%の値上げを予定している影響でインフレ指数を0.1%押し上げられ、また旱魃による生鮮食品の値上げやドルの為替がR$2.60で推移すればIPCA指数は更に上昇すると見込まれている。(2014年11月6日付けエスタード紙)