ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、9月の製造業部門の生産伸び率は主に食品セクターが旱魃の影響を受けて前月比マイナス0.2%を記録、第3四半期の製造業部門の生産伸び率は前四半期比でもマイナス0.2%を記録している。
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)並びに全国工業連合(CNI)の調査によると、製造業部門の在庫は国内の需要減少の影響を受けて平均を上回っているために生産調整を余儀なくされている。
コンサルタント会社テンデンシアス社では、今年の製造業部門の生産は前回予想の前年比マイナス2.0%からマイナス2.7%と大幅に下方修正している。
9月は南東部地域を中心に降雨の異常に少ない旱魃の影響で食品セクターの生産が前月比マイナス4.1%と大幅に減少、特に砂糖の生産減少と質の低下並びに食品価格の上昇につながった。
牛肉の価格上昇の影響を受けて畜産業者は牛肉加工を控えている影響で価格の安い鶏肉の販売が増加、またブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると9月の製造業部門の調査対象の24セクターのうち15セクターの生産が増加傾向となっている。
9月の製造業部門の生産は2013年6月のピーク時よりもマイナス6.3%を記録、実質サラリーの減少、雇用の減少、在庫の増加、クレジット向け与信の強化なども生産減少の要因となっている。
9月の製造業部門の生産は前月比マイナス0.2%、そのうち資本財セクターは1.9%増加、中間財セクターはマイナス1.6%、消費財は1.0%増加、そのうち耐久消費財セクターは8.0%増加、非耐久消費財は0.8%増加している。
前記同様に9月の製造業部門の生産は前年同月比マイナス2.1%、マイナス7.9%、マイナス1.7%、マイナス0.5%、マイナス7.3%、1.6%増加している。
前記同様に今年9カ月間の製造業部門の生産はマイナス2.9%、マイナス8.2%、マイナス2.5%、マイナス2.2%、マイナス9.6%、0.2%増加、過去12カ月間の製造業部門の生産はマイナス2.2%、マイナス4.3%、マイナス2.2%、マイナス1.7%、マイナス7.6%、0.2%増加している。(2014年11月5日付けエスタード紙)