中銀の発表によると9月の経常収支赤字は79億レアルに達して統計を取り始めた34年前からでは最悪の赤字を計上、今年9カ月間の経常収支赤字はGDP比3.7%相当の836億レアルに達して2002年以降では最高の赤字幅を記録している。
9月の製造業向けの海外投資家による対内直接投資は42億ドルと中銀のツーリオ・マシエル経済班主任の予想していた30億ドルを大幅に上回ったが、経常収支赤字をカバーする金額には達していない。
9月の経常収支赤字を牽引したのは、石油・天然ガス開発向け機械・装置の賃貸料がサービス部門の赤字総額356億3,400万ドルのうち161億6,100万ドルを占めて経常収支赤字の拡大につながっている。
また9月の経常収支赤字の拡大につながった要因として、ブラジル人の海外旅行での消費が9.3%のレアル通貨に対するドルの為替上昇にも関わらず、24億ドルを計上して統計を取り始めた1980年以降では最大の支出を計上している。
2013年のブラジル人による海外旅行での支出は前年比18%増加したが、9月の支出は前年同月比15%増加、今年9カ月間では25%増加している。(2014年10月25日付けエスタード紙)