ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス部門調査によると、8月のサービス部門のインフレ指数を差引かない名目GDP伸び率は4.5%増加したにも関わらず、統計を取り始めた2012年1月以来では最低の伸び率を記録している。
企業経営者の景況感の悪化に伴って製造業部門のGDP伸び率は減少に転じている影響で、特にサービス部門の陸上輸送セクター並びに情報サービスセクター並びに通信サービスセクターのGDP伸び率が悪化している。
7月の陸上輸送セクターのGDP伸び率は4.3%増加、8月は僅かに0.8%増加に留まっており、7月の情報サービスセクター並びに通信サービスセクターのGDP伸び率は2.1%増加、8月は1.7%増加に留まっている。
Icatu Vanguarda社のチーフエコノミストのロドリゴ・メロ氏は、第3四半期の製造業部門のGDP伸び率はマイナスになると予想しているために、今年のサービス部門のGDP伸び率はマイナスになる可能性を指摘している。
過去12カ月間のサービス部門のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は8.4%増加、8月のサービス部門のインフレ指数を差引かない名目GDP伸び率は4.5%増加、今年8カ月間の名目GDP伸び率は6.7%増加、過去12カ月間では7.4%増加となっている。(2014年10月23日付けエスタード紙)