国際通貨基金(IMF)は、10月7日の「世界経済見通し(WEO)」で、今年のブラジルのGDP伸び率を7月のGDP伸び率1.3%から公共投資の減少や企業経営者の景況感の悪化などの要因で0.3%と大幅な下方修正を行っており、2015年のGDP伸び率も7月の2.0%予想から1.4%に下方修正している。
BRICs諸国の中では、ロシアがウクライナ問題を抱えて欧米諸国が中心になって経済制裁を実施しているために、今年のGDP伸び率は0.5%に留まると予想、来年は0.2%まで減少すると予想している。
今年の世界の平均GDP伸び率は、3.3%と7月のGDP伸び率予想3.4%から0.1%下方修正、来年の世界の平均GDP伸び率は3.8%と7月のGDP伸び率予想4.0%から0.2%下方修正されている。
国際通貨基金では今年のブラジルのインフレ指数を6.2%、2015年は6.0%と金融市場関係者の予想と一致しており、また2019年のインフレ指数は連邦政府の目標中央値4.5%まで減少すると予想している。
南米地域のGDP伸び率はブラジル並びにアルゼンチン、ヴェネズエラが平均を大幅に下回っており、今年のアルゼンチンのGDP伸び率はマイナス1.7%、ヴェネズエラはマイナス3.0%、2015年のアルゼンチンのGDP伸び率はマイナス1.5%、ヴェネズエラはマイナス1.0%がそれぞれ予想されている。
しかし今年のチリのGDP伸び率は2.0%、コロンビアは4.8%、ペルーは3.6%、エクアドルは4.0%、パラグアイは5.2%、ボリヴィアは4.0%がそれぞれ予想されている。
2015年のチリのGDP伸び率は3.3%、コロンビアは4.5%、ペルーは5.1%、エクアドルは4.0%、パラグアイは5.0%、ボリヴィアは4.5%がそれぞれ予想されている。
今年の新興国の平均GDP伸び率は4.4%、中国は7.4%、インドは5.6%、2015年新興国の平均GDP伸び率は5.0%、中国は7.1%、インドは6.4%がそれぞれ予想されている。(2014年10月8日付けエスタード紙)