今年の社会保障院(INSS)の赤字は、予算基本法で定めた401億レアルを約150億レアル上回る550億レアルに達すると予想されているために、連邦政府の財政プライマリー収支黒字目標であるGDP比1.9%は非常に困難になると予想されている。
国庫庁のアルノ・アウグスティン長官は、2週間前に今年の財政プライマリー収支黒字の目標達成は充分可能であると説明、昨年の社会保障院の赤字は512億レアルであった。
今年上半期の社会保障院の赤字は前年同期比14.3%減少の231億レアルであったが、例年は4月に行われる労働訴訟に関する支払い22億レアルが10月に先送りされたために、上半期の赤字は前年同期比で大幅に減少している。
今年は10月に大統領選挙があるために年金・恩給受給者向けの13ヶ月目のサラリーの50%の支払いを8月に前倒ししていることも下半期の赤字の拡大につながると予想されている。
連邦政府は4Gサービス向け700MHz周波数帯域の最低入札価格を60億レアルから80億レアルに引上げていたにも関わらず、連邦会計検査院(TCU) は4G移動体通信向けとして700MHzの周波数帯の入札公示を禁止したために、入札による臨時歳入は大幅に遅れる可能性があり、また連邦政府はインフラ整備コンセッション入札並びにロイヤリティ、Refisなどの臨時収入の増加が必要となっている。(2014年8月14日付けエスタード紙)