連邦政府の今年の財政プライマリー収支黒字目標であるGDP比1.9%の達成は、5月並びに6月が130億レアルの赤字を記録したために益々困難になってきているにも関わらず、中銀経済班のツ-リオ・マシエル主任は、今年の財政プライマリー収支黒字の目標達成は可能であると楽観視している。
5月の財政プライマリー収支は11億レアルの赤字を記録、6月は21億レアルの赤字を記録、過去12カ月間の財政プライマリー収支黒字は、GDP比1.36%と2009年以降では最低の黒字幅となっている。
今年上半期の財政プライマリー収支は僅かに293億8,000万レアルで過去最低を記録しており、今年の財政プライマリー収支の目標黒字990億レアルの達成は非常に困難であると予想されている。
6月の公共負債はGDP比34.9%で前月の34.6%から大幅に上昇、国庫庁では7月の公共負債はGDP比34.6%まで減少すると予想、昨年末の公共負債はGDP比33.6%であった。
今年上半期の地方政府(州・市)の財政プライマリー収支黒字は、すでに150億レアルと今年の財政プライマリー収支目標の180億レアルに接近しており、特に都市不動産所有税(IPTU )並びに自動車所有税(IPVA)の歳入が寄与している。
今年上半期の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支黒字は、GDP比0.69%相当の172億レアルに留まっているが、中銀の黒字はGDP比の154億レアルであった。
6月の過去12カ月間の中央政府の財政プライマリー収支黒字はGDP比1.13%に相当する569億レアル、今年の中央政府の財政プライマリー収支黒字目標はGDP比1.55%の808億レアルとなっている。(2014年8月1日付けヴァロール紙)