ブラジル地理統計院(IGBE)の国内総生産(GDP)伸び率の発表前に、中銀は先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、5月のIBC-Br指数は前月比マイナス0.18%を記録したために、経済スペシャリスト達は第2四半期のリッセッション入りの可能性を否定していない。
経済スペシャリスト達は、5月のIBC-Br指数が前月比マイナス0.18%と予想よりも上回った要因として、小売部門の売り上げが0.5%増加と予想のマイナス0.1%を大幅に上回った。
5月の小売部門の売り上げが予想を上回った要因として、“母の日”商戦の売上並びに6月12日開催のワールドカップを前にテレビ販売が小売部門の売り上げを押し上げた。
Franklin Templeton社エコノミストのヴァグネル・アウヴェス氏は、第2四半期のIBC-Br指数をマイナス0.5%と予想しており、四半期のIBC-Br指数が連続2回続けてマイナスになるのは、リセッション入りの可能性が強いと説明している。
6月のIBC-Br指数は自動車セクター並びに建材セクターを中心とした製造業部門の生産の落ち込み並びに在庫の増加が牽引して、5月よりも悪化する可能性があるとヴァグネル・アウヴェス氏は予想している。
5月の過去12カ月間のIBC-Br指数は1.93%増加、また3月~5月のIBC-Br指数は0.33%増加、中銀は今年のGDP伸び率を1.0%と予想しているが、イタウー銀行では今年のGDP伸び率を前回予想の1.0%から0.7%に下方修正している。(2014年7月18日付けエスタード紙)