5月のブラジルの財政プライマリー収支は110億5,000万レアルの赤字を計上して、リーマンブラザース証券破綻に端を発した世界金融危機直後の2008年12月の200億レアルの赤字に次ぐ記録となっている。
5月の財政プライマリー収支が赤字になったのは初めてであり、また110億5,000万レアルの赤字計上で今年5カ月間の財政プライマリー収支はGDP比1.52%まで減少したために、今年の財政プライマリー収支目標であるGDP比1.9%の達成は非常に難しくなってきている。
今年1月の財政プライマリー収支は199億レアルの黒字を計上、2月は21億レアル、3月は36億レアル、4月は169億レアルとそれぞれ黒字を計上していたが、5月は一転して大幅な赤字を記録している。
ブラジルの5月の公的債務残高は703億6,000万レアル増加して2兆1,220億レアルと4月の2兆520億レアルから3.43%増加、利払いは193億7,500万レアルであった。
5月の対内公的債務残高は3.57%増加の2兆290億レアル、対外公的債務残高は0.35%増加の932億2,000万レアル、5月の過去12カ月間の利払いは11.29%増加、5月の対内財務残高に占める海外投資家の比率は4月の18.8%から18.2%に減少して3698億1,000万レアルとなっている。(2014年7月1日付けエスタード紙)