中銀の第2四半期のインフレレポートによると、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、連邦政府の許容上限値6.5%に接近する6.4%に上方修正したが、前四半期は6.1%を予想していた。
またIPCAの許容上限値6.5%を突破する可能性は46%と予想されており、中銀は2016年上半期までインフレ指数は許容上限値6.5%近辺を継続すると予想、IPCAが5.1%に下がるのは2016年6月と予想している。
中銀のブラジル経済の停滞並びに政策誘導金利の高止まりでインフレ指数は徐々に低下すると楽観的な予想しているが、大統領選挙が今年10月にあるために公共料金の値上げが先送りされている。
Opus Gestão de Recursos社のチーフエコノミストのマルシオ・カマルゴ氏は、2015年には電力料金を中心に6.0%以上の公共料金の値上げが避けられないために、2015年のIPCAは許容上限値6.5%を突破すると予想している。
中銀は今年のGDP伸び率を前回の2.0%から1.6%に下方修正、農畜産部門のGDP伸び率は2.8%、サービス部門のGDP伸び率は2.0%、一般消費は2.0%とそれぞれ予想している。
中銀は3か月前の製造業部門のGDP伸び率を1.5%と予想していたにも関わらず、今回はマイナス0.4%と一転して減少に転じると予想、有形固定資産投資は1.0%を予想していたにも関わらず、今回はマイナス2.4%に下方修正している。(2014年6月27日付けエスタード紙)