今日、ジウマ・ロウセフ大統領は、プラナルト宮で大手メーカー代表者を招待して製造業部門の活性化政策の発表を予定、10月の大統領選挙を前に工業部門の経営者の支持を取り付ける。
ブラジル国内経済は製造業部門を中心に沈滞しているために、野党のPSDB(ブラジル社会民主党)のアエシオ・ネーヴェス大統領候補並びにPSB(ブラジル進歩党)のエドアルド・カンポス大統領候補が盛んにジウマ大統領の工業政策を批判している。
ジウマ・ロウセフ大統領は財界関係者との間で失くした信頼関係の再構築のために、滞納税回収計画(Refis)の適用を受ける企業に対して、滞納している税金の金額が100万レアル以下の場合はその金額の10%、それ以上の場合は20%の返済を検討している。
連邦政府は輸出業者に対する3.0%の特別払戻税(Reintegra)の再開、世界金融危機発生後の2009年から始まった低金利の設備投資用機械・装置購入のための投資持続プログラム(PSI)の製造部門向け新プログラムは2015年から開始、今年4月までのPSIプログラムのクレジットは2,830億レアルに達している。
企業側の社会保障院(INSS)への従業員給与額20.0%の納付率の免税に対して、売上の1.0%から2.0%の課税で企業負担を軽減する減税政策は56セクターに適用されている。
また農業部門向けの新プログラムとして、穀物生産者向けのサイロの建設や増設向けに250億レアルのクレジット枠の提供、ガソリン燃料のエタノールの混入率を25%から26%に引き上げる。(2014年6月18日付けエスタード紙)