就労・失業者管理センター(Caged)の調査によると、4月の正規雇用は、製造業部門が不振で前年同期比47%減少の10万5,300人と1999年以降の同月では最低の正規雇用となっている。
ブラジルの国内景気の停滞による自動車の国内販売の減少並びに在庫調整、アルゼンチン向け自動車輸出の減少などの要因で、自動車メーカーは集団休暇並びにレイオフ、希望退職制度などで生産調整を行っている。
しかし裾野産業の広い自動車産業界では、自動車パーツのサプライヤー企業には中小企業の下請け企業が多く、自動車メーカーや大手自動車部品メーカーと同様の雇用調整が非常に難しいために、解雇する企業が増えてきている。
4月の製造業部門の正規雇用は3,400人減少して2001年以降では最低を記録、特に自動車セクター並びに金属セクター、機械・装置セクターがサンパウロ州を中心に減少している。
4月の自動車セクター並びに金属セクター、機械・装置セクターの正規雇用は9,800人減少、特にサンパウロ州では8,100人減少、LCA Consultores社では今年の新車登録台数を前年比4.6%減少すると予想している。
4月の建設部門の正規雇用は、僅かに4,300人と前年同月の3万2,900人から大幅に減少、また農畜産部門は、1万4,000人と前年同月の2万4,000人から大幅に減少している。
4月の非鉄金属セクターの正規雇用は92人減少、金属セクターは2,147人減少、機械・装置セクターは4,583人減少、電気材料・通信機器セクターは278人減少、輸送機器セクターは3,064人減少、食品セクターは6,712人減少している。
また木材・家具セクターは675人増加、紙・段ボール・印刷セクターは300人増加、ゴム・タバコ・皮革セクターは3,076人増加、化学セクターは,6521人増加、繊維セクターは2,364人、履物セクターは513人増加している。(2014年5月21日付けヴァロール紙)