ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、3月のサービス部門の名目売上伸び率は、製造業部門並びに商業部門が低調に推移した影響で前年同月比6.8%増加に留まって、2013年8月の6.6%増加に次ぐ低い伸び率を記録している。
LCA Consultores社では、3月のサービス部門のインフレ指数を差引いた実質売上は前月比マイナス0.5%と予想、第1四半期の実質売上は1.5%増加を予想しているが、昨年第4四半期の実質売上は2.0%増加していた。
カーニバルによる営業日数の減少や国内の工業製品の販売不振で3月のサ―ビス部門の実質売上は、年間換算でマイナス2.1%と2月の2.0%増加から一転して減少しているとテンデンシア・コンスルトリア社のエコノミストのラファエル・バシオッテ氏は説明している。
3月の製造業部門の生産は前月比マイナス0.9%、商業部門の売上は、マイナス0.5%となって輸送セクターの売上が2月の14.7%増加から3月は僅かに8.0%増加に留まった事がサービス部門の売上伸び率の縮小につながったとIBGE統計院のサービス部門コーディネーターのロベルト・サルダーニャ氏は説明している。
3月のサービス部門の名目売上伸び率は前月の10.1%から6.8%に減少、前記同様に個人向けサービスセクターは13.3%から10.0%に減少、情報・通信サービスセクターは6.7%から4.4%に減少、教育・医療・福祉、公共サービスセクターは9.3%から8.8%に減少、公共交通・輸送・物流・郵便サービスセクターは14.7%から8.0%に減少、その他のサービスセクターは6.5%から3.3%に減少している。
また3月は旱魃による農産物の輸送並びに農産物保存の需要減少や河川の水位低下による輸出向け穀物の水上輸送の減少などもサービス部門の売り上げに大きな影響を与えた。(2014年5月21日付けエスタード紙)
